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筐体企画とは
筐体は板金加工製品の代表的な製品で、機械や機器、装置などを中に収める箱のことを指します。
中に収めている機器や装置、機械を保護する役割があります。
外的な衝撃や圧力、電磁波、光、防塵、水滴などに対する防御をすることで、中に収めた機器や装置、機械を保護することができます。
また、パソコンや電子機器など発熱する機器の場合には、その放熱を助ける目的で使用されます。
また、中に収める機器や装置、機械を裸で設置することが何らかの理由で困難であるがゆえに使われるといったような場合もあります。
また、筐体はケース、ハウジング、エンクロージャー などと呼ばれる場合もあります。 -
筐体企画の重要性
筐体企画ではヒアリングを行い、機能性・使用感・耐久性・サイズ感などを概要的に決定します。
この時に必要以上にそれらの性能をあげてしまうと市場コストに見合わない製品になってしまいます。
また特に量産まで見据えている場合は作業性も考慮した形状でないと、コストだけでなく製作納期にも影響していきます。
一般的に生産プロセスの要素であるQ(品質)C(コスト)D(納期)とよばれる関係性では、ひとつの要素を優先すると他の要素が犠牲になるという関係性にあります。
筐体ファクトリーではQ・C・Dをバランスよく適切に考慮してご提案致します。
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筐体ファクトリーが選ばれる理由
筐体ファクトリーでは生産までを一括して自社で行います。
設計と生産を別で依頼することで予測していなかった事例が起こりやすくなります。
要因としては
・依頼した生産工場では苦手な工程が多く見積りが高かった
・図面渡しでは設計意図が生産者に伝わらなくて想定していた品質にならなかった
・板金工程で勝手に形状変更を行われてしまい客先でトラブルになった
など、データから設計意図を生産者に伝えていく際に予測外のトラブルが起こる事があります。
筐体ファクトリーでは設計~生産までを一括して請け負う事でスムーズに生産までを行います。