筐体について | 筐体ファクトリー
       
技術コラム
筐体について
  • 筐体とは

    筐体は板金加工製品の代表的な製品で、機械や機器、装置などを中に収める箱のことを指します。中に収めている機器や装置、機械を保護する役割があります。外的な衝撃や圧力、電磁波、光、防塵、水滴などに対する防御することで、中に収めた機器や装置、機械を保護することができます。また、パソコンや電子機器など発熱する機器の場合には、その放熱を助ける目的で使用されます。また、中に収める機器や装置、機械を裸で設置することが何らかの理由で困難であるがゆえに使われるといったような場合もあります。
    また、筐体はケース、ハウジング、エンクロージャー などと呼ばれる場合もあります。

  • 筐体を使用する目的と使用例

    ・衝撃対策:動力機械、電子機器など中に収めた装置・機械を外的な衝撃から保護

    ・防塵対策:盤や電子機器、電気機器などに、外部から塵やホコリが入らないように保護

    ・耐圧対策:気圧変化に絶えられる機密性を重視し、電子機器などを保護

    ・防水対策:産業用機械、盤、電子機器、駆動機など、外部から水滴が入らないように保護

    ・騒音対策:内燃機関、モータ、歯車などの騒音を発する装置の騒音を緩和・遮断

    ・電気的ノイズ対策:家庭内電化製品や、パソコンのような、自ら発する電磁波の流出を遮断

    ・温度対策:動力部品や電子機器などが発熱する機器の熱の放熱を補助

    ・光線対策:カメラフィルムやレーザープリンタなど光を外部から遮断または外部への流出を遮断