曲げ加工について | 筐体ファクトリー
       
技術コラム
曲げ加工について
  • 曲げ加工の作業手順

    筐体などの板金加工製品の曲げ加工では、通常、プレスブレーキ(ベンダー)を使用します。機械フレームの下部にV溝加工されたメス金型に板材をセットし、上下するオス金型を押し込むことで加工されます。

    <作業手順>
    ① 適切な金型を選択する
    ② メス金型をフレーム下部の台座へセットする
    ③ メス金型のV溝にオス金型の先端が適切に合うよう、オス金型をセットする
    ④ メス金型上に置いた板材の表面に、オス金型の刃部先端を近づけ、曲げ線を合わせる
    ⑤ 曲げ過ぎないように、第1段目の予備曲げを行う
    ⑥ 予備曲げの角度を計測し、スプリングバック戻り量などを考慮した上で第2段階曲げを行う

  • 曲げ加工における、参考金型組み合わせ表

    金型の組み合わせです。