コントロールボックスの設計・製作について | 筐体ファクトリー
       
技術コラム
コントロールボックスの設計・製作について
  • コントロールボックスの設計・製作について

    コントロールボックスは産業用に使用される筐体の1つで、制御機器や制御装置、基板が内蔵されスイッチやブザーと共に各種周辺機器と配線接続される板金のボックス・ケースです。コントロールボックスには制御機器や制御装置、基板が入るため、防塵や防滴・防水の仕様を施すこともあります。

  • 内蔵される制御機器・制御装置のサイズや形状によって、コントロールボックスのサイズと形状も変わります。規格化されたコントロールボックスも流通していますが、使用環境に合わせて最適な仕様を適用した設計を行うことが重要です。それはコスト面だけでなく、耐荷重や意匠性・装飾性も含まれます。また、過剰な設計を適用してしまうと、製作・製造段階にて余計なコストアップが発生する可能性もあるので注意が必要です。

    また、コントロールボックスに内蔵される制御機器・制御装置の形状やサイズは回路設計・電気設計とも密接に絡んでくるので、初期段階からコントロールボックスの筐体設計との仕様調整を行うことで最適な設計思想によるコストダウンを図ることが可能となります。